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駐車場の舗装にはどんな種類がある?

皆様こんにちは!

東京都 江戸川区 葛飾区で解体工事をさせていただいています。東京エース解体です!

東京の物件で解体工事をしたいと考えられている皆様。

空き家の管理は大変だし、解体して収益化できる駐車場にしようかな?と考えている方も多いのではないでしょうか。

建物を解体した後土地を舗装して駐車場にするのが一般的ですが、駐車場の舗装にはさまざまな種類があり、どれを選ぶべきか迷ってしまうことも多いでしょう。

そこで、今回は” 駐車場の舗装にはどんな種類がある”について紹介させていただきます!

この記事では、駐車場の舗装について、それぞれの特徴やメリット・デメリットを丁寧に解説します。

駐車場舗装の5つの種類とは?それぞれのメリット・デメリットを詳しく解説

駐車場の舗装にはどんな種類がある?

 駐車場の舗装には、「アスファルト舗装」「コンクリート舗装」、そして「インターロッキング舗装」「人工芝舗装」「敷き砂利舗装」などがあります。ここでは、それぞれの特徴を詳しくご紹介します。

 アスファルト舗装

 アスファルト舗装は、駐車場によく使われる一般的な舗装方法です。アスファルトには「石油アスファルト」と「天然アスファルト」がありますが、駐車場では主に「石油アスファルト」が使われます。ここでは、いくつかのアスファルト舗装の種類を紹介します。

 一般的なアスファルト舗装(密粒度アスファルト舗装)

 一般的なアスファルト舗装では、アスファルトと砂などを混ぜた材料を使います。150度以上の高温で流し込み、50度程度まで冷却すれば駐車場として使用できます。施工が早く、車の重さにも耐えられるのが特徴です。

 透水性舗装

 透水性舗装は、小さな穴が空いているアスファルトを使い、雨水を地面に通しやすくします。水たまりができにくいので、雨が多い場所や水はけが悪い場所に向いています。蓄熱性が低く、夏でも表面温度が上がりにくいです。

 排水性舗装

 排水性舗装も小さな穴が空いているアスファルトを使いますが、雨水を吸収するのではなく排水します。水たまりを防ぎ、雨の日の走行音や水しぶきも抑えられます。

 保水性舗装

 保水性舗装は、水を保持しておく層があり、高温になるとその水を蒸発させて表面温度を下げます。環境に配慮した方法で、都市部のヒートアイランド現象を軽減する効果も期待できます。

 遮熱性舗装

 遮熱性舗装は、アスファルトの表面に熱を反射する材料を塗る方法です。これにより、表面が過度に熱くならないようにし、保水性舗装と同様に環境への影響を減らします。

 半たわみ性舗装

 半たわみ性舗装は、アスファルトの柔軟性とコンクリートの耐久性を兼ね備えた方法です。重い車両にも対応できるため、大型車用の駐車場に適しています。

 コンクリート舗装

 コンクリート舗装は、砂、砂利、セメント、水を混ぜて固める方法です。耐久性が高く、メンテナンスが楽なため、住宅の駐車場に多く使われます。ただし、アスファルト舗装より費用が高めです。

 土間コンクリート舗装

 土間コンクリート舗装は、砂と砕石、コンクリートを混ぜた材料を敷き詰める方法です。見た目が均一で美しく、耐久性も高いです。表面温度が上がりにくいため、夏でも熱くなりにくいのが利点です。

 スタンプコンクリート(デザインコンクリート)舗装

 スタンプコンクリートは、コンクリートの上にレンガや天然石のデザインを施し、色を付ける方法です。駐車場をオシャレに仕上げたいときにおすすめです。デザインの自由度が高く、住宅の雰囲気に合わせてカスタマイズできます。

 インターロッキング舗装

 インターロッキング舗装は、排水性とデザイン性を兼ね備えた方法です。駐車場に砕石と砂を敷き、その上にブロックを組み合わせて水はけを良くします。ブロックの色や形を自由に選べるので、デザインの幅が広がります。施工後もメンテナンスが簡単で、必要に応じて部分的な修復が可能です。

 人工芝舗装

 人工芝舗装は、名前の通り人工芝を敷き詰める方法です。水やりやメンテナンスが不要で、美しい見た目が長持ちします。耐久性を心配する人もいますが、充填材を使うことで強度を高めることができます。

敷き砂利舗装

 敷き砂利舗装は、砂利を敷き詰める方法です。ナチュラルな雰囲気があり、歩くと音がするので防犯にも役立ちます。一時的な舗装や他の方法と併用するのに便利です。

 

アスファルト舗装のメリット・デメリット

 アスファルト舗装は、施工が早く費用も抑えられる点がメリットです。ただし、耐久性が低く、夏に表面温度が上がりやすいデメリットもあります。

 メリット

 工期が短い:施工後数時間で使用可能です。急ぎで駐車場を整備したい場合に便利です。

費用が安い:1㎡あたり約5,000円と他の舗装方法よりも安価です。広い駐車場を安く整備したいときに適しています。

排水性が高い:雨水がすぐに排水され、水たまりができにくいです。雨の日も安心して利用できます。

騒音が少ない:走行音が抑えられ、静かに駐車場を利用できます。

 

デメリット

 耐久性が低い:コンクリートに比、ひび割れや穴空きが発生しやすく、定期的な修理が必要です。

表面温度が上がりやすい:夏は高温になり、足元が熱くなることがあります。

メンテナンスが必要:ひび割れや変形が生じた際は、その都度修理が必要です。

 

コンクリート舗装のメリット・デメリット

 コンクリート舗装は耐久性が高く、メンテナンスも少ないのがメリットです。ただし、工期が長く、費用が高いデメリットがあります。

 メリット

 耐久性が高い:長持ちし、頻繁な修理が不要です。長期間安心して使えます。

表面温度が上がりにくい:夏でも表面が熱くならず、快適に利用できます。

メンテナンスが少ない:耐久性が高いため、定期的な修理がほとんど不要です。

 デメリット

 工期が長い:完全に乾燥するまで数日かかるため、急ぎの工事には向きません。

費用が高い:1㎡あたり約10,00014,000円と他の方法よりも高価です。

 

インターロッキング舗装のメリット・デメリット

 インターロッキング舗装はデザイン性が高く、耐久性もありますが、費用が高く、メンテナンスが必要です。

メリット

 ひび割れしにくい:ブロックを組み合わせるため、車の重さに耐えやすく、ひび割れが少ないです。

見た目がオシャレ:さまざまなデザインが可能で、家の雰囲気に合わせた駐車場が作れます。

解体がしやすい:ブロックを再利用できるため、舗装を変更したい場合も簡単です。

 デメリット

 費用が高い:ブロックを敷き詰めるための手間がかかり、費用が高くなります。

メンテナンスが必要:定期的な補充や再塗装、雑草の処理が必要です。

表面がデコボコになりやすい:ブロックの浮き沈みが発生しやすく、定期的な調整が必要です。

 

人工芝舗装のメリット・デメリット

 人工芝舗装は低コストで見た目が良いですが、耐久性や滑りやすさがデメリットです。

 メリット

 費用が安い:初期費用が抑えられます。低コストで駐車場を整備したい方に最適です。

デザイン性がある:見た目が美しく、手入れが不要です。自然な雰囲気を保てます。

手軽に施工可能:DIYでも施工が可能で、材料費のみで済みます。しかし、より綺麗に敷きたい場合は業者に依頼することをおすすめします。

 デメリット

 貼り替えが必要:寿命があり、定期的な交換が必要です。劣化が目立つ場合は貼り替えが求められます。人工芝の寿命は約510年と言われています。安価なものだと2年未満しかもたないケースもあり、劣化が目立つ場合は貼り替えが必要です。

 へたりやすい:長期間使用すると、表面が平らでなくなりやすいです。

雨の日は滑りやすい:水はけの調整が必要です。滑りやすくなるため、補填材として砂利を敷き詰めるなど工夫が必要です。

 

敷き砂利舗装のメリット・デメリット

 敷き砂利舗装は低コストで工期が短いですが、タイヤの跡や飛び石がデメリットです。

 メリット

 費用が安い:他の方法よりも安価で、コストを抑えられます。

工期が短い:短期間で施工可能です。急ぎの工事に最適です。

水はけが良い:雨水が地面に浸透しやすく、水たまりができにくいです。

 デメリット

タイヤの跡が付きやすい:使い続けると跡が残り、水や泥が溜まりやすくなります。

飛び石しやすい:車の動きで砂利が飛び散る可能性があり、周囲に影響を及ぼすことがあります。

 

結局駐車場舗装はどの施工がおすすめ?

 駐車場舗装を選ぶ際は、駐車場の条件や自分のこだわりに応じて考えることが大切です。

広い土地で駐車場経営を考えるなら安価なアスファルト舗装、耐久性とシンプルな見た目を求めるならコンクリート舗装が良いでしょう。

デザインにこだわりたい場合はデザインコンクリートやインターロッキング舗装、人工芝舗装が適しています。

 

最後に 

駐車場の舗装には、「アスファルト舗装」「コンクリート舗装」「インターロッキング舗装」「人工芝舗装」「敷き砂利舗装」などさまざまな種類があります。

それぞれのメリット・デメリットを理解し、費用や機能性、デザイン性を総合的に判断して、自分に合った駐車場の舗装方法を選びましょう。

東京の解体工事について疑問な点などがありましたらどんなことでもサポートいたしますので、エース解体へお気軽にご相談ください!!