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ハンドクラッシャー工法とは?メリットやデメリットを解体の専門家が徹底解説!

皆様こんにちは!

東京都 江戸川区 葛飾区 江東区を中心に解体工事をさせていただいています。東京エース解体です!

東京の物件で解体工事をしたいと考えられている皆様。

建物の解体工事にはさまざまな方法がありますが、最近注目されている工法の一つに 「ハンドクラッシャー工法」 があります。特に集合住宅や病院、店舗など、騒音や振動が問題になる現場で有効です。しかし、どのような場面で利用されるのか、また具体的なメリット・デメリットについて詳しく理解している方は少ないのではないでしょうか。

この記事では、ハンドクラッシャー工法の基本的な仕組みから、利用シーン、そしてメリット・デメリットまで詳しく解説します。解体工事を検討している方や工法の選択に迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

ハンドクラッシャー工法とは?メリットやデメリットを解体の専門家が徹底解説!

 

ハンドクラッシャー工法とは?

ハンドクラッシャー工法とは、手で持つタイプのコンクリート粉砕機(ハンドクラッシャー)を使って解体を行う方法です。この工法では、機械のアタッチメント部分を粉砕したい場所に挟み込んで、油圧の力でコンクリートを噛み砕きます。その形状がクワガタのハサミに似ていることから「ウォールクラッシャー」や「ベビークラッシャー」とも呼ばれることがあります。

主に厚み30cmまでのコンクリートの壁や床を粉砕する際に使われます。重機が使用できない狭い現場や、騒音や振動を抑えたい作業現場で活躍する工法です。


ハンドクラッシャー工法が必要な場面

ハンドクラッシャー工法が選ばれる主な場面は以下の通りです。

1. 騒音や振動を抑えたい場合

病院や学校、集合住宅、オフィスビルなどの静粛性が求められる場所では、騒音や振動を最小限に抑える工法が求められます。ハンドクラッシャー工法は機械でコンクリートを粉砕しますが、重機と比較して音が小さく、振動も抑えられるため適しています。

2. 重機が搬入できない狭い現場

解体現場によっては、重機が入れないような狭いスペースでの作業が必要になることがあります。ハンドクラッシャーは手で持ち運べる小型機械のため、狭い現場でも作業可能です。

3. 粉塵を抑えたい場合

住宅密集地や商業施設内などでの解体工事では、粉塵の飛散を抑えることが重要です。ハンドクラッシャー工法は粉塵の発生が少なく、周囲の環境への配慮が必要な現場でも使用できます。


ハンドクラッシャー工法のメリット

ハンドクラッシャー工法には、さまざまな利点があります。以下で主なメリットを詳しく紹介します。

1. 騒音が少ない

重機で建物を取り壊す場合に比べて音が小さく、近隣住民に迷惑がかかりにくいのが特徴です。特に集合住宅や病院、オフィスなどでは、この点が非常に大きなメリットとなります。また、夜間作業にも適しているため、昼間の作業が難しい現場でも活躍します。

2. 電力消費が少ない

一般的な解体工事では多くの電力を必要としますが、ハンドクラッシャーは100V程度の少ない電力で動作します。そのため、電力供給が限られている現場でも問題なく使用可能です。

3. 狭い場所でも作業できる

ハンドクラッシャーは小型で持ち運びが容易なため、重機が入れないような狭い場所でも使用可能です。この点は特に、都市部の住宅密集地やビル内部の工事で大きな利点となります。

4. 少人数で作業可能

ハンドクラッシャーのサイズによっては、1人または2〜3人で作業を進めることができます。人員が限られた現場でも効率的に作業が可能であり、作業コストの削減につながる場合があります。

5. 粉塵が少ない

重機を使用すると粉塵の飛散が避けられませんが、ハンドクラッシャー工法では手作業で進められるため、粉塵の発生が最小限に抑えられます。環境負荷を減らす点で優れた工法と言えます。

6. 20〜30cmの壁も破砕可能

小型の機械でありながら、厚み20〜30cmのコンクリートの壁や床を破砕するパワーがあります。住宅から中規模のビルまで、幅広い現場で利用可能です。


ハンドクラッシャー工法のデメリット

一方で、ハンドクラッシャー工法にはいくつかの欠点もあります。以下に主なデメリットを挙げます。

1. 作業時間が長くなる

ハンドクラッシャーは重機に比べて解体スピードが遅いため、作業に時間がかかるというデメリットがあります。効率を重視する場合や大規模な解体工事では、ほかの工法の方が適している場合もあります。

2. 部分的な解体には不向き

ハンドクラッシャーは壁や床を「挟んで破砕」する仕組みのため、穴を開けるような部分的な解体には向いていません。このような作業が必要な場合は、別の工法を検討する必要があります。

3. 分厚い壁には対応できない

ハンドクラッシャーで対応可能な壁や床の厚みは30cmまでです。それ以上の分厚い構造物には対応できず、重機や他の解体工法を併用する必要があります。


ハンドクラッシャー工法の具体的な作業の流れ

実際にハンドクラッシャー工法を使用した解体工事の流れを簡単に紹介します。

  1. 縁切り作業
    残す部分と壊す部分の間を切断する作業を行います。これにより、ハンドクラッシャーを挟み込みやすくなります。

  2. 油圧を用いた粉砕
    油圧ポンプを接続し、ハサミ型の機械でコンクリートを挟んで破砕します。

  3. 鉄筋の切断作業
    壊す箇所に鉄筋が含まれる場合は、鉄筋カッターを使用して切断します。

  4. 最終仕上げ
    粉砕しきれない部分があれば、ハツリ工事などで削り取ります。


その他の工法:ポールクラッシャーとの比較

解体現場では、ハンドクラッシャーのほかにポールクラッシャーという工法もあります。ポールクラッシャーは電柱やコンクリートポールなどの解体に特化しており、直径400mmまでの柱を破砕できます。騒音や振動を抑える点ではハンドクラッシャーと共通していますが、用途や対応する構造物が異なるため、現場に応じて使い分ける必要があります。

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最後に

ハンドクラッシャー工法は、コンクリートの壁や床を静かに、効率よく破砕することができる工法です。騒音や振動を抑えたい現場や、狭い場所での作業に適しており、環境に優しい解体方法と言えます。しかし、作業時間が長くなる点や、分厚い壁への対応が難しい点などのデメリットもあります。

解体工事を安心して進めるためには、現場の状況や目的に合った工法を選択することが重要です。施工実績の豊富な専門業者と相談しながら、最適な方法でスムーズに解体を進めましょう。

解体工事について疑問や不安がある方は、専門スタッフがしっかりサポートいたしますのでお気軽にお問い合わせください。

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不動産・リフォーム・解体工事等、信頼できる協力会社も多数あり、

お客様のニーズに応じて、老朽化した建物の解体から新築計画まで幅広い解体工事を行います。

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