現場ブログ

駐車場・庭・塀・門柱など、老朽化したコンクリートの解体費用相場とは?

皆様こんにちは!

東京都 江戸川区 葛飾区 江東区を中心に解体工事をさせていただいています。東京エース解体です!

東京の物件で解体工事をしたいと考えられている皆様。

「コンクリートの解体をしたいけど、どれくらい費用がかかるのだろう?」と不安に思う方も多いでしょう。この記事では、駐車場や庭、塀、門柱などのコンクリート解体費用の相場や工事にかかる時間について、初心者にもわかりやすく解説していきます。コンクリート解体を計画している方は、ぜひ参考にしてください。

駐車場・庭・塀・門柱など、老朽化したコンクリートの解体費用相場とは?


1. コンクリートとは?モルタル、セメント、アスファルトとの違い

コンクリート、モルタル、セメント、アスファルトの違いは、工事を計画する上で知っておくと便利です。それぞれの特徴を簡単に紹介します。

  • コンクリート:セメントに水、砂、砂利を混ぜたもの。強度が高く、建物の構造や駐車場に使われます。
  • モルタル:セメントと水、砂を混ぜたもの。コンクリートほど強度は高くありませんが、外壁やレンガの接着に使われます。
  • セメント:コンクリートやモルタルの原料である粉末。水を加えると硬化し、接着力を持ちます。
  • アスファルト:石油由来の素材で、道路舗装に使われます。コンクリートに比べると柔らかく、補修がしやすいです。

2. コンクリートを解体する方法4つ

コンクリートの解体には、いくつかの方法があります。解体する場所や規模によって最適な方法が異なりますので、業者と相談して決定しましょう。

  1. クラッシャー工法
    ダイヤモンドカッターでコンクリートを切断。騒音が少なく、精密な作業が可能です。

  2. ウォールソー工法
    コンクリートにレールを設置し、切断機を移動させながら解体。高精度が必要な工事に適しています。

  3. ウォータージェット工法
    高圧水でコンクリートを削る方法。振動が少なく、老朽化したコンクリートに向いています。

  4. 圧砕工法
    圧砕機でコンクリートを細かく砕きます。作業音は比較的小さく、粉塵対策が必要です。


3. コンクリート解体費用の相場について

コンクリートの解体費用は、場所や作業の複雑さによって異なりますが、一般的な相場は以下の通りです。

【費用相場一覧】

  • 土間コンクリート(駐車場など):2,000円~6,000円/㎡
  • コンクリートブロック塀:5,000円~10,000円/m
  • コンクリート基礎:1,500円~6,000円/㎡
  • 門柱:8万~11万円前後
  • 門扉の解体:3万~5万円

たとえば、駐車場のコンクリートを解体する場合、1台分の駐車場なら20~30万円ほどが目安です。


4.コンクリート解体費用が高くなる原因

コンクリートの解体費用は、さまざまな要因によって変動します。単に「解体」と言っても、作業内容や条件によって大きな違いが出てきます。ここでは、解体費用が高くなる主な原因を解説します。


1. 鉄筋の有無

コンクリートに鉄筋が入っていると、解体が難しくなり費用が上がります。鉄筋はコンクリートの内部に埋め込まれており、構造物の強度を増すために使われますが、その分解体するのに手間と時間がかかります。

  • 手間がかかる理由:鉄筋を含むコンクリート(鉄筋コンクリート)は、ただ砕くだけでなく、鉄筋を切断・分離し、廃棄する必要があります。そのため、通常のコンクリートよりも工事時間が長くなり、使用する機材や人件費が増えることが要因です。

2. 作業場所のアクセスが悪い

解体する場所が狭かったり、重機が入りにくい場所だと、作業が難しくなり費用が上がります。例えば、住宅街の狭い道路や、急な坂道に面した場所では、機材や資材を運び込むのが難しく、運搬や作業に余分な時間と労力がかかります。

  • :駐車スペースがない場所では、解体機械を使用できず、手作業で解体することになり、その分費用が増えます。また、工事車両を駐車するためのスペースを別途確保する場合、駐車料金や交通整理の費用が加算されることもあります。

3. 解体する構造が複雑

解体するコンクリート構造が複雑だと、費用が上がります。単純な平面のコンクリートではなく、階段や傾斜、曲線部分が含まれるような構造物の解体は、特別な技術と機材が必要です。

  • 手作業が増える:複雑な形状の場合、重機で一気に解体できないことが多く、手作業や特殊な機材を使うことになります。これにより、解体作業の時間が長くなり、人件費や機材費が増えることにつながります。

4. 廃材の処分費用

解体したコンクリートや鉄筋を処分する費用も、解体費用を大きく左右します。特に、大量の廃材が出る場合、その運搬や処分費用が高額になります。

  • 廃棄物の処理方法:コンクリートは再生材としてリサイクルされることが多いですが、鉄筋や他の混合物が含まれると、処理工程が増えるため処分費用が高くなります。また、処分場が遠い場合や、廃棄物の量が多い場合は、運搬費も上乗せされます。

5. 解体作業に対する規制や安全対策

解体工事には、安全基準や規制が設けられており、これに対応するための費用が必要です。例えば、周辺環境への影響を最小限に抑えるために、振動や騒音対策、粉塵の飛散を防ぐためのシートや散水設備が必要になる場合があります。

  • 環境や近隣住民への配慮:住宅地や商業施設の近くでの解体工事では、近隣住民への影響を考慮して、特別な防音措置や振動対策を行う必要があり、これが追加費用につながることがあります。また、アスベストなどの有害物質が含まれている場合、その除去費用もかかります。

6. 中間マージンや紹介料

工務店やハウスメーカーを通じて解体業者を紹介してもらう場合、中間マージンが発生することがあります。工務店が解体業者に依頼する場合、その手数料や管理費が追加され、全体の費用が高くなる可能性があります。

  • 工務店のメリットも:ただし、工務店やハウスメーカーを通じて依頼することで、解体から整地、さらには建て替えまで一括管理できるメリットもあります。トータルで考えると、費用以上の利便性があるかもしれません。

解体費用が高くなる原因を防ぐには?

  • 事前に現地調査をしっかり行う
    解体業者に現地を見てもらい、正確な見積もりを出してもらうことが重要です。鉄筋の有無や、作業の難易度、廃材の処理方法など、具体的な条件を把握することで、余計な費用を抑えることができます。

  • 近隣住民とのトラブル防止も大切
    解体作業による騒音や振動が問題にならないよう、近隣住民への配慮も忘れずに行いましょう。


5. 解体費用を節約する方法

コンクリートの解体工事は、多くの費用がかかるため、少しでも節約したいと考える方が多いでしょう。ここでは、解体費用を抑えるための具体的な方法をわかりやすく解説します。


1. 複数の業者から相見積もりを取る

最も有効な節約方法は、複数の解体業者から「相見積もり」を取ることです。相見積もりを取ることで、業者ごとの料金の違いやサービス内容を比較でき、適正な価格で工事を依頼できます。

  • どうして相見積もりが大事なのか?
    業者によって見積もり金額が大きく異なる場合があります。ある業者が提示する料金が適正かどうかを判断するためには、他社との比較が不可欠です。最低でも3社程度の見積もりを比較するのがおすすめです。

  • 注意点
    最も安い業者を選ぶだけではなく、見積もりの内訳をしっかり確認し、作業内容や保証の有無なども重視しましょう。安すぎる業者には、作業が雑だったり、追加費用が発生するリスクもあるため注意が必要です。


2. 業者の繁忙期を避けて依頼する

解体業者の繁忙期を避けて依頼することで、費用を節約できることがあります。業者が忙しい時期には人手や重機の需要が高まり、費用が上がることが一般的です。

  • 繁忙期とは?
    解体業者の繁忙期は、通常11月~3月頃です。特に2月や3月は公共工事や年度末の工事が重なるため、業者のスケジュールが埋まりやすくなります。そのため、この時期に解体工事を依頼すると費用が高くなりがちです。

  • 節約のコツ
    繁忙期を避け、4月~10月の比較的落ち着いた時期に工事を依頼すると、業者に余裕があるため、料金が安く抑えられる可能性があります。また、時間に余裕がある業者は、より丁寧に作業を行ってくれることが多いです。


3. 作業をまとめて依頼する

複数の解体作業がある場合は、1度にまとめて依頼することで、費用を節約できます。例えば、駐車場のコンクリート解体と庭のコンクリート撤去を別々に依頼するよりも、一度に行う方が効率的でコストが下がることが多いです。

  • 理由
    一度に解体作業を行うことで、業者が重機や人員を連続して使用できるため、移動や準備にかかるコストを抑えることができます。また、まとめて処分することで、廃材処分費用も減らせる可能性があります。


  • 例えば、駐車場と庭のコンクリートを別々に解体する場合、各作業ごとに機材の移動や廃材処理が発生します。しかし、まとめて依頼すれば、業者が1回の訪問で全ての作業を終えられ、無駄な費用が削減できます。


4. 不要なサービスを省く

解体業者が提供するオプションサービスの中には、必ずしも必要でないものもあります。こうした不要なサービスを省くことで、コストを大幅に削減できる場合があります。

  • 具体例
    たとえば、解体後の「整地作業」があります。もし、整地作業を自分で行う予定がある場合や、すぐに土地を利用しない場合には、このサービスを省いても問題ありません。他にも、塵除けのシート設置や防音対策など、作業内容によっては不要なオプションが含まれていることもあります。

  • どうやって確認する?
    見積もりの詳細をよく確認し、どのサービスが必須かを業者に相談することで、無駄な費用をカットできます。また、作業後に発生する費用も考慮して、必要なサービスだけを選びましょう。


5. 自分でできることを事前に行っておく

自分でできる作業がある場合、それを自分で行うことで費用を節約できます。特に、事前の準備作業や後片付けなど、簡単な作業は自分で対応できることがあります。

  • 自分でできることの例
    例えば、解体前に現場を整理する、不要な物を事前に撤去するなどの準備作業は自分で行うことが可能です。また、解体後の軽い掃除や、植木や小型の構造物の撤去なども自分で対応できるかもしれません。

  • 業者に確認を
    ただし、解体業者に事前に確認し、自分でできる部分を提案するのが大切です。業者によっては、安全面や作業効率の観点から、すべての作業を任せたい場合もあるため、無理にやるのではなく、協力できる部分を探してみましょう。


6. 補助金や助成金を活用する

自治体や国の補助金や助成金を利用することで、解体費用の一部をカバーできる場合があります。特に、老朽化した建物や危険な構造物の解体に対して補助金が出ることがあります。

  • どこで確認する?
    各自治体のホームページや窓口で、解体工事に対する補助金や助成金の情報を確認しましょう。特に、古いブロック塀や危険な構造物の解体については、耐震性や安全性の観点から補助が出ることが多いです。

  • 手続きのポイント
    補助金や助成金の申請は、事前に申請が必要な場合が多いため、解体工事を始める前に確認しておきましょう。また、申請に必要な書類や条件を満たしているかも確認し、業者にもその旨を伝えてスムーズに手続きを進めることが大切です。

 

コンクリート解体工事の費用を節約するためには、複数の業者から見積もりを取り、不要なサービスを見極めることが大切です。また、繁忙期を避ける、作業をまとめて依頼する、そして補助金を活用することで、コストをさらに削減できます。費用だけでなく、作業の品質や安全性も考慮して、納得できる業者に依頼しましょう。


6. 解体業者の選び方と注意点

信頼できる解体業者を選ぶために、以下のポイントに注意しましょう。

  • 詳細な見積もりの提示
    不明瞭な項目がないか、平米単価などがしっかり記載されているか確認しましょう。

  • 質問への丁寧な回答
    質問に対してわかりやすく、丁寧に答えてくれる業者を選びましょう。初めての方には特に重要です。

  • 実績の確認
    業者のウェブサイトや口コミで、過去の実績を確認しましょう。信頼できる業者は施工例を公開しています。

  • 保証とアフターサービス
    解体工事後の保証やアフターケアの充実度も確認しておきましょう。万が一の補修に対応できる業者がおすすめです。

 

☆合わせて読みたい☆

東京エース解体の特徴とサービス

解体工事に伴うトラブルや事故の回避方法

東京エース解体の取り組み 安心安全な解体工事を!

最後に

コンクリートの解体は、場所や工法によって費用が大きく異なります。駐車場や庭のコンクリートを解体する場合は、相見積もりを取り、業者選びを慎重に行うことが大切です。また、解体後の整地や再利用についても事前に計画を立てておきましょう。

コストを抑えつつ、信頼できる業者に依頼することで、スムーズに解体工事を進めることができます。

解体工事について疑問や不安がある方は、専門スタッフがしっかりサポートいたしますのでお気軽にお問い合わせください。

東京エース解体は経験豊富なスタッフが各種建築物の解体に対応し、確かな専門知識と技術力を誇ります。

不動産・リフォーム・解体工事等、信頼できる協力会社も多数あり、

お客様のニーズに応じて、老朽化した建物の解体から新築計画まで幅広い解体工事を行います。

東京都 江戸川区 葛飾区 江東区の解体工事について東京エース解体へお気軽にご相談ください!!

解体工事の問い合わせ方法

電話での問い合わせ

お電話いただくことで、担当者が詳細をお伺いし、解体工事に関する質問や相談にお応えいたします。

TEL: 0120-202-604

メールでの問い合わせ

メールでの問い合わせはこちらのフォームから是非お寄せください。

https://ace-kaitai.com/contact/

無料お見積や質問もお気軽にお問い合わせください。

LINEでの問い合わせ

LINEでもお問い合わせを受け付けています。LINEでの問い合わせをご希望の方は、以下のフォームよりお友達追加をよろしくお願いいたします

LINE Add Friend

お客様のご都合に合わせて、最適な連絡方法をお選びいただきお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ内容に対しては、迅速かつ丁寧に対応させていただきます。